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土曜日はバンドの練習があった。ろくに練習しないのでへたくそで、メンバーには迷惑をかけっぱなしなのだが、月に一度か二度のスタジオ練習の日が楽しみである。最初は適当に始めたのだが、いつのまにか欠かす事のできない生活の一部になってしまった〜。それどころか、仕事についてから、映画も買い物も自炊も読書も止めてしまったし、CD屋巡りもたま〜にしかないので、バンドが唯一の趣味となっているこの現状。スタジオはだいたい3時〜7時でとっている。全員サラリーマンのくせに遅刻癖がすごいメンバーたちなので(特にドラマーとおれ)適当に集まって適当に始める。持ち歌は一曲しかないからずっとそれをやる。4時間同じことをやるので次第に上手くなるのが分かって楽しいので、別に一曲だけしかないからってつまらないってことはないのだ。

僕たちには一応「そのうちライブをやりたいね!」という願望があって、そのために曲を増やす必要が出てきた。3週間前くらいに下北沢で集まって、とある居酒屋で「何やる?」っていう会話をしたところ、一番押しが強いメンバーであるドラマー(女子)がTalking HeadsとかPixisとかが好きでやりたいっていうんだけど、僕、実はあまりその辺を通っていない。一枚ずつ持ってはいるけど。で、簡単そうだし、見た目もおもしろいし、名前もおもしろいからRamonesやろうと言ったら採用されて、Ramonesをやることになった。

最近忙しくただでさえ練習しないのに、楽譜を開く余裕もなく、スタジオの日がきた。楽譜を開く余裕はないけど、革ジャンを買う余裕はあるのが僕の凄いトコロ。Ramonesをやるにあたって革ジャンだけ揃えてあとはぶっつけでやる。サングラスも必要だ。メンバーにも革ジャンとグラサン、そしてできればマッシュヘアのススメを説く。こうして持ち曲が4曲になった。いつかライブのときには革ジャンにジーンズ姿で遊びに来て下さい。





その後飲みに行くのが恒例だが、すぐに退散して会社でたまっている仕事をした。退社する先輩がデスクを片付けに来ていて、一晩中ともに仕事をして昼前にお別れのご挨拶をし、帰宅した。「週末いつもこんな感じで会社にいるの?」「はい。」「身体こわさないようにね」。一年目だし、忙しい業界だし、仕事は遅いからたまるし、多少は無理をしても自分なりにがんばろうと思ってやっていたら、深夜業務や休日出勤は当たり前の習慣になっている。数年後もこれでは余りにも寂しいって感じる時が来るかもね。バンドや映画もそうだけど、時間を自分で作る術を学ばないとね。しかしなんといっても人が辞めていくのはとてもとても寂しいものだなあ。

起きたら夜だった。下北沢をだらだら散歩した。こういうとき近所に友達が欲しいって思うよね。30分くらい散歩に付き合ってくれるような人。古着屋に行って革ジャンチェック。やっぱラモーン姓を名乗りたいならダブルよね。普段も着易いのがいいよねと思ってシングルライダースを買ってしまったのだ。しかも意外にしっかりしたバイク用のを買ったのでごつい。そこで早くもramonesコスプレ用のタイトなダブルに目が眩んでいるのである。CD屋ではmorr musicのherrmann & KleineとDurutti Columnを買った。高架下ではフラフラメガネがストリートをやっている。前もみたことがあって、すごく上手くてかっこいいんだよね。確かルーキーアゴーゴーのオーディションで惜しいとこまでいっていたんだよね。眠くなったので寝ることにする。そういえば、去年よくやっていたホームパーティを再開するかもしれない!とりあえず3月頃に一回!
by mooonriders | 2009-02-02 02:16 | diary
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