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血液を飲んだ。しかもスッポンの。
今夜はバイト中に珍しいものを食べ飲んだ。

卵と血だ。


お客さんが引き始めた九時半過ぎにオーナーがおもむろに取り出したものはスッポン2匹!
冷蔵庫に入れておいたら首を引っ込めて冬眠を始めていた。
ちなみに今も冷蔵庫で冬眠中のスッポンが一匹いるのだ。

温水をかけているとだんだん動きだし正常なスッポンに戻った。
そいつの首を包丁でばんっと叩き落とし血液をボールに採集。
オーナーは続いてカウンターの客の前で解体に入り、まな板は血の海となった。
残念ながらカウンターの女性は顔を背けがちになってしまった。


一方血のボールを預かった僕はオレンジジュースと調合してシャンペングラスに注いだ。
色はまさにカシスオレンジ、若干のとろみのあるそいつを一気に飲み干した。
味は、とろみのあるオレンジジュースそのまんま、しかし血を飲むことは瞬間的に自分自身の血肉になっていくイメージが伴うためか、飲後脳が活性化されてきた気がした。


さて、カウンターでは甲羅を剥がされた肉の固まりが二つ。
オーナーは黄色いパチンコ玉ほどの大きさの卵を採集していた。
未だ卵の殻が出来上がっていないそいつは密な卵黄それ自体である。
うっすら血がにじんでいるそれを食べてみる。
濃い。
鶏卵の卵黄をそのままパチンコ玉の大きさに濃縮したようだ。
固形にちかいほどのとろみがある。


ストレッチマン並にパワーがたまってきた。スッポンパワー。スッポン恐るべし。


♪   246 / クラムボン


まちわび まちさび
クラムボン
by mooonriders | 2006-05-06 01:22 | diary
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