ふとライブハウスで音楽を聴きながらビールを飲みたくなり帰り道渋谷へ、ってのはもちろ大嘘でずっと楽しみにしていて前売りかって、遅刻遅刻と大慌てで渋谷のO-NESTへ。
Au Revoir Simone / YACHT / Montag / THE VIVIANS / KINK / Miyauchi Yuri (DJ Set)が出演のイベントに行って来ました。目当てはAu Revoir SimoneとMontagです。 今夜のNESTは大入りで、この間のLymbyc Systemの時とくらべたら客の入りは雲泥の差。僕はどちらも愛聴しているけれど、どうやら日本での人気のレベルの差があるみたいだ。客席にはAu Revoir Simoneの女の子たちやTHE VIVIANSの男の子たちが勢ぞろい。お客さんもお洒落でかっこいい男女が揃っている。Au Revoir Simoneの女の子は3人ともおっきくて、一番小さい子が175センチくらいか、あー俺も大きくなりたいなとか思う。今時父親より小さい息子はあまり生まれないと思うので、外因があるはず。恐らく1つ目は中高の頃深夜ラジオにハマりすぎて睡眠不足だったこと。2つ目は山岳部の練習が30キロ背負って走ったり階段を登ったりサッカーをやったりだったということ。とまあ原因を探ったところでどうにもならない。 まずYACHT登場、彼は1人で演奏する。ソロの人は結構いるが、ライブもソロの人はあんまりいない。そしてだいたいスタイルはギターの弾き語りか、DJかラップトップのインストかとかそんなとこだろう。彼はあらかじめ作った曲を流し、カラオケするのだった。これは一見寒い。しかーし彼はその天性のエンタテインメント性で補った。まずダンスがなかなか上手。そして2曲うたい終わった後に質問コーナーをやった。これで掴んでおいて、3局目は客席の真ん中に降りて踊って歌った。あと曲がなかなかノリ良くてキャッチーだよね、酔ってクラブでかかったらすごく踊ってしまいそうな感じ。★★★ YACHTが終わって、ステージのとこのバーは酒の種類が少ないので階上のバーへ。そこにはなんといきなり、ショコラ&アキト夫妻がいるではないか!!!まじびっくり。大好きな夫婦だ。ショコラは予想通りあり得ない体型をしていて、細くて、手足と首が長くて、顔が超小さい。アキトさんがよくi-radioでからかっていたが、まさにサルっぽくていかしていた。片寄明人氏もおっきくてお洒落でかっこいい。そういや入場したときもらったフライヤーにショコラ&アキトのも入っていたよ。7/13に目黒でコンサートがあるそうだ。ちなみに夫妻はもう1人女性といっしょにいたんだけれど、明らかにショコラのお母さんでしょっていう感じの女性だった。顔が小さくて細くて手足が長くてショートカットがむちゃ似合っていたから。 次はMontag。またショコラトークでアレだけど、夫妻も近くでMontagみてて、おんなじCD聴いておんなじCDをいいと思っておんなじライブを観てるんだなあって思った。ここにいる人みんなもそうだなあって。で、Montagも1人ですべてやる。彼は中央に楽器を寄せ集めて、右手でキーボード弾きながら、左半身でドラムを操り、歌をうたっていた。+バックに曲を流しつつ、時々バイオリンまで操る。才能をいかんなく発揮してくれていた。曲はいいのは知ってるけれど、ライブの方がCDよりいいな。CDだとつかみどころのない美しさだったものがライブだと実態を伴っていたという感じだ。あとTシャツがかっこよくて久々にバンドT買いたいなって思ってしまった。★★★★ 再び酒を飲むために階上へ。またショコラ&アキト夫妻を横目で見つつしてたら、なんとテーブルに大沢伸一さんがいるではないか。クラブ風にかくと大沢伸一a.k.a.MONDO GROSSOといったところだ。自分は人をじーっと見てしまう癖があるのだけれど、大沢氏をじーっと見てたら目が合いまくってしょうがなかった。彼はAu Revoir Simoneとやけに親しそうだったが、リミックスでもやったのかな?詳しくないのでわからないけれど。まあこんな具合に今夜のNESTは雰囲気がおかしい。大人のイカした男女がテーブルを挟んでわいわいやっている、俗にいう業界人オーラ満載の雰囲気だ。階上のフロアで1人なのは僕くらいで、しかたがないのでカールスバーグがすすむすすむ。隅っこでビールをのんでぼけーっとしていた。途中THE VIVIANSがやっていたので観に行ったがなんだかあまりかっこよくなくてすぐに上へ。今日唯一の生楽器主体バンドだったけれど、あんまり魅力的ではなかった。★☆。上でこのおかしな雰囲気に浮いている自分自身を肴にビールを飲む。 最後にAu Revoir Simone。3人の女性が横に並び、あんまり良く見えないのだが、3人ともキーボードを弾いているようだ。ボーカルは全員やる。向かって左の女性が電子ドラムみたいのをやりキーボードもベース音担当っぽい。真ん中と右の女性がタンバリンとかもやる。選曲は新譜の一曲目から非常に好きな曲でうれしい。感想はまず演奏は上手くないのだが、へたうまとか言えそうな感じでそのルックスなども含めて雰囲気が独特だ、なんだかヴァージンスーサイズみたいな雰囲気を感じる。学祭的とも言えるし。女学生っぽさが残るんだよな。この人たち幾つだろ?でも音質のおもしろさとなんといってもメロディーのセンスはかなり光る、あと、ボーカルとキーボードが複数いるから、その重なりがとてもいいと思った、声のコーラスも含め同じ楽器が重なり合うのは結構好きなのかもしれない。わきあいあいとしたMCも良い。なんだか日本語を結構しゃべっていて、勉強してるっぽいとこも良い。知ってる曲ばかりだったし楽しかったな。★★★★ 帰りはまだ滞在中のショコラ&アキト夫妻を横目に、あー俺も朝まで渋谷でふらふらしていな〜なんて思いながらも23時も過ぎていたので帰る。寝過ごして終点まで行ったがそのまま寝てたら最寄り駅まで戻ってきて起きて無事降りました。
by mooonriders
| 2007-07-03 02:15
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