タグ:アキ・カウリスマキ ( 11 ) タグの人気記事
過去のない男
Damon & Naomiが1/21.22に来日!これは行きます!
そしてThe Arcade Fireの来日も決定!2/11!
早速nagura君に報告したら彼も珍しく喜んで行こうと言った。
カナダの風に吹かれたい、Arts & Craftsの人々も来日しないかなあ。

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アキ・カウリスマキ監督作品「過去のない男」
結構前にBSでやっていたのを録画してたんだった。


この映画から絶望的なものは感じられず、むしろほっとする。主人公より絶望的な境遇にいる銀行強盗の男がいるからかな?寒空の下コンテナで暮らす労働者の絆を感じる。夜屋外でみんなでバンドの演奏を聴いたりするとことか素晴らしい。互いに協力したりしているわけではないが、気持ちを共有している感じがする。

カウリスマキ監督の何気ないワンカット、ワンシーンは本当にいい。今作でいうと、例えば老人が殴られて海辺で倒れている男のブーツと自分のぼろスニーカーを履き替えるとことか、食事の配給があるからドラム風呂に入ってボロからきちんとした服に着替えるとことか、でかいゴミ箱の中に住んでいる男とのやりとりとか、別れた妻の新しい男とのやりとりだとか。すごく気に入っている。

どっかの誰かのレヴューで内気天国フィンランドみたいなことを書いていたのを読んだ、本当にフィンランド人って内気なのかな?だったとしたら、、、素晴らしい!とにかくうるさくて、心の籠らないしょうもない会話や情報が多すぎる世の中にうんざりしてる人には、この素晴らしい映像と音楽に粋な会話がのっているこの映画(と他のカウリスマキ作品)をおすすめ。★★★☆
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by mooonriders | 2007-11-17 18:52 | movie
Saturday memo
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Dot Allisonが新作をリリースして来日します!

09/23(日)Dot Allison@Shibuya O-nest

新作は09/07発売。

しかし09/23は先約が・・・これは真剣に落ち込みました。


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nestでもらったフライヤーにこんなイベントが。

09/11(火)Arthur & Yu / Grand hallway / トクマルシューゴ / 4 bonjour's parties

Dentelが発掘したシアトルのバンドの来日ツアー。

しかし09/11は先約があって・・・。


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ユーロスペースで魅力的な情報があります。

今日からケン・ローチ特集です。

僕はテスが観たいのですが、
観れるのが今日の午前だけということが判明しました。
もう終わっていますね。


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殯の森のモーニング&レイトショーも決まっています。

07/20まではシネマ・アンジェリカで公開しています。


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そしてアキ・カウリスマキ特集が再びレイトショーで上映されます!

僕は罪と罰を観に行く予定ですが、『パラダイスの夕暮れ』『真夜中の虹』『愛しのタチアナ』あたりはもう一度観たい!
これはチェックすべきなのではないでしょうか。

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by mooonriders | 2007-07-14 12:50 | diary
マッチ工場の少女
今日の音楽は行きElectrelane、帰りBattles。
両方旧譜で早いとこ新譜を買いたいところだ。
昼休みの1時間休憩、今日は14時にとって、急いで渋谷へ。行き先は再びユーロスペース。チケットを買う。整理番号3番を手に入れた。3番は自己ベスト。今夜は昨日までの小さい方とは違いユーロスペースの大きい方がカウリスマキの上映会場だ。さすがカウリスマキ、きっと大盛況なのだろう。3番で会場に入ったものの、誰もいないと席が決めれず、結局いつもの癖で通路側に座る。


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『マッチ工場の少女』
1990年/フィンランド+スウェーデン/カラー/35mm/70分
脚本:アキ・カウリスマキ/撮影:ティモ・サルミネン
出演:カティ・オウティネン、エリナ・サロ、エスコ・ニッカリ、ヴェサ・ヴィエリッコ、シル・セッパラ、レイヨ・タイパレ

カティ・オウティネン演じるサエない少女が主人公の<労働者3部作>の最終章。マッチ工場に勤め、母とその愛人を養うイリスは、身なりも地味でダンス・パーティーで踊りの声も掛からない。意を決して給料日にドレスを買うも、母の愛人には「売春婦」となじられ、そのドレスで出かけたディスコで男と出会って幸せを手に入れたのも束の間、遊びだったと告げられる。台詞をほとんど用いず、画面の連鎖でイリスの不幸な境遇を浮かび上がらせる演出は、<敗者3部作>の3作目である最新作『街のあかり』に受け継がれている。洗練と毒の極まった代表作の1本。ベルリン国際映画祭出品。

冒頭はマッチ工場のシーン、マッチが生まれる様子を順に追って、最後にパッケージに貼るシールを確認するイリスをとらえる。家では母とその愛人との3人暮し。会話はない。いまのところ台詞はない。テレビから流れるニュースの字幕で社会的背景を知り、流れる音楽の歌詞からイリスがどんな境遇の女かを知る。ビールを頼んで「ハーフグラス」とかいうのが最初の台詞だと思う。

ダンスにいっても相手がいず、給料でドレスを買うが、親になじられる。バーで男と知り合うが遊びだった。しかし妊娠してしまい、男に手紙を書くが、返事は「始末しろ」の一言。彼女は店でネズミ殺しの薬を買い、「効き目は?」「イチコロ」という会話をするがそこが数少ない笑えるところか。そいつを水に溶かし茶瓶に入れて男の飲むウイスキーに混入して帰る。ちょっと笑ってしまったが、その後バーで近寄ってきた男のウイスキーにも混入、家に帰って母と愛人の飲む水にも混入と、殺人鬼のようになっていくとこはさすがに笑えない。翌日工場で警察に連れて行かれるところで映画は終わる。エンドロールは無音だ。★★★☆

帰りバイト先でちょっと一杯飲もうと思ったらすごく混んでて、唯一空いていたカウンターにすべりこんだら、横は百年の孤独をキープしている常連さんで、がばがば頂いた。帰りいつものように自転車に乗るが蛇行しかできなくて、しまいには派手にこける。再試行したがまたこけたので引いて帰った。手首、足首、腰、顔面、膝、などあちこちにすり傷を負っていることに今朝気付く、おまけに酷い頭痛で今日はカウリスマキをお休みすることにする。
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by mooonriders | 2007-06-30 14:26 | movie
真夜中の虹
今日の音楽は行きMontag、帰りAu Revoir Simone。両者とも音が奇麗で聴いてて心地いい、Au Revoir Simoneはキャッチーで覚えやすくて、ライブも知った曲がいっぱい流れるんじゃないかって今からかなり楽しみにしてる。わりと最近購入したイヤホンで聴いていたのだが、両耳から出発したコードが結合する部分が千切れそうになっていて、早くも右耳から音が聴こえなくなってしまった。引っ張る癖でもあるのかな。ヘッドフォンも修理にだしたばかりだ。


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アキ・カウリスマキ監督作品「真夜中の虹」
1988年の作品。

<労働者3部作>の2作目は、不幸に見舞われ続ける男の物語であり、後の<敗者3部作>第2作『過去のない男』の原点とも言える作品。ラップランドの炭鉱夫カスリネンは、鉱山の閉鎖、ともに鉱夫をしていた父の自殺に直面し、彼の残したオープンカーと有り金をすべて持って南へと向かう。だが、暴漢たちに金を奪われ、日雇い労働で食いつなぐ日々に。1人の女性と出会って掴んだ幸せも束の間、暴漢を見つけてした仕返しが、今度は彼を刑務所へ追いやるハメに…。フェード・アウトで繋がれる不幸な出来事の連鎖に、ふと挟まれるユーモア。ラストにフィンランド語で流れる≪虹の彼方に≫が見る者の胸にしみる。ベルリン国際映画祭出品。

昼休みの1時間休憩、いつも15時頃に休憩をとるのだが今日は13時にとって、急いで渋谷へ。行って帰ってこれるか知らないがとりあえず行くしかない。行き先はユーロスペース。チケットを買う。整理番号7番を手に入れた。勤務地からユーロスペースまで50分程で往復できることが判明した。

この映画はなんだか暗そうな説明↑だ。しかしカウリスマキの映画は状況は確かに暗いのかもしれないが、暖かさと希望ってありがちな言葉だけどそういうものが満ちあふれている、そしてポップだ。ユーモアも決して忘れない。冒頭はフィンランドの厳しい冬、鉱山を爆発させて閉鎖するシーンから、そして父の自殺、そしてカスリネンの旅立ちだ。父の残したキャデラックに乗り出発した瞬間に車庫の屋根が半壊する、笑える。キャデラックの屋根はオープンになったままで、閉じ方を知らないカスリネンはマフラーを頭に巻いて、極寒の中を風を切ってゆく。

到着してすぐ悪者に金を奪われ、日雇い労働者として働くが次の日行くと雇い主が違反で警察に連れて行かれた、笑える。金がなく宿を追い出さる。時を前後して、キャデラックの駐車違反をチェックしてた女性とあっけなく恋に落ちる。彼女は別れた夫との息子を育て、ローンを返済するために必死に働いていた。この生活+幸せのために必死なところがうたれるんだよ。

彼もがんばってるんだけどうまくいかない。以前の悪者に再会し殴りかかっていったらあっけなく捕まり、1年11か月の懲役。そこで同室になったのがミッコネン(マッティ・ペロンパー)。彼は本当に素敵な俳優で、いつ登場するのかずっと心待ちにしていた。二人の友情や会話がいいんだな!工場で働きながら勝手に廃材か何かでリングをこしらえ面会のときに求婚、彼女からは差し入れに混じってヤスリを頂く。カスリネンとミッコネンは脱獄を計画!いったいどんなドラマチックな脱獄を見せてくれるかとおもったら、さすがカウリスマキ、簡単に脱獄、そしてすぐにサイレンが鳴り響き、たくさんの犬と警官、サーチライトにあっさり照らされる二人・・・しかし川を泳ぎきって脱獄に見事成功した。

しかし追手が来ているので海外逃亡を決意する二人。悪者に偽造パスポートを頼み、その金を得るためにどたばたしながらも銀行強盗、そして金とパスの取り引きの現場でお決まりのいざこざ、ミッコネンは刺されてしまう。キャデラックの後部座席に乗って瀕死のミッコネンが「なんだこのボタンは」とか言ってボタンを押すと、キャデラックの屋根が閉じはじめる・・・この緊迫したシーンに、笑える。

ミッコネンを埋め、カスリネンは彼女と子供を連れてメキシコへと密航するための大きな船に乗り換えるために小舟に乗って夜の海を出発する。ここでオーバーザレインボウが流れる。ぐっときてしまう。良く考えると何も解決していない、これからの3人の不安な前途を心配しつつ応援したくなってしまうではないか。この映画はかなりいい。そしてこの映画のマッティ・ペロンパーが今のとこかなり好きだ。★★★★☆



観終わって外に出たら真っ暗で、余韻にうきうきしながら渋谷を歩く。よかったものだから上にもあらすじをだらだら書いてしまったりした。カウリスマキの映画の登場人物は魅力的で、どんなに辛いことがあっても表情を変えずに声を荒げることもなく、落ち着いている。まあ逆にうれしいことがあってもそうなんだけど。でも仏頂面のままおかしなことをやったりするからそんなとこが大好きだ。

帰りの電車でちょっと前のクッキーシーンのLymbyc SystymやArt Of Fightingの記事を読む。若いたぐい稀な才能を体験できて幸せだな。そうそう、久々にメタモのページをみたらトリステザ来日決定してたの?知らなかった。単独やってください。そして横→に書いたがシンディ、秋にはリッキーリー、これからも楽しみは多いぞ!さらにさらに、横→に書いたが昨晩はテレビ神奈川で中山うりの番組を観て、なかなかよかった。早く9.11のライブ当日になってほしい、でもライブは終わってほしくない。というわがままな気分にさせてくれるなんてやっぱり音楽って素晴らしい、もちろんカウリスマキも。明日も可能ならばユーロスペースに観にいく予定です。
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by mooonriders | 2007-06-28 23:17 | movie
フィンランド映画4点盛り
今日は予定通り劇場で4本観てきた。
雨が降っていて、家を出るときから雨が降っていたのだけれど、なんとなく傘を持たずに出たら、結局ずっと降り続いたのでなんだか濡れてしまったよ、でも雨に濡れるのは嫌いではない。
新作「街のあかり」の予告も3度観たが、もう一度みたくなってきた。
これはみんなに観てほしいな。

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アキ・カウリスマキ監督作品「ラヴィ・ド・ボエーム」
1992年の作品。

企画から15年、アンリ・ミュルジェールの小説「ボヘミアンの生活の情景」を原作に50年代から80年代のいつか、という寓話的な設定に変え、パリで撮り上げた念願の作品。戯曲が出版社に取り合ってもらえない作家のマルセルは、金がなく家賃滞納でアパルトマンの退去命令が出ていた。レストランでアルバニア人の画家ロドルフォと出会い、2人で部屋に帰ってくると、そこには次の住人、音楽家のショナールがピアノを持ち込み弾いていた。貧しい芸術家3人が出会って結んだ友情、仕事、恋を、アキは静かに、叙情を込めて描き上げる。特に後半、幸福なピクニックのシーンと、一転して訪れるロドルフォの恋の結末は胸を締め付けずにおかない。ベルリン国際映画祭批評家賞受賞。

貧乏な芸術家3人のどうしようもない暮らし、作家と作曲家は単なる自称なのではないか?まあ画家のロドルフォはなかなか絵が上手で、ジャン=ピエール・レオーに売ったりするのだが、その金で彼女と食事に行く途中に財布を盗まれるありさま。貧乏に対峙する男と女の違いもよく書かれている。男はどこか貧乏に夢を描けるようなとこがあるよな。お金がなくて侘びしい感じがなぜか美しい。暖炉の火をつける燃料がなくて、ロドルフォは自分の書きためた詩まで燃やすのだが、耐えられずミミは出て行ってしまうし。でもミミは戻ってきた。本当に好きだったら貧乏は関係ない!そして最後ミミのために自分の大切なものを売り払ってお金を作る3人の貧乏芸術家がかっこいい。双頭の鱒を食ったりと、監督のブラックユーモアも冴えまくる。★★★★


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アキ・カウリスマキ監督作品「コントラクト・キラー」
1990年。

ジャン=ピエール・レオーを主役に迎えたアキが、「イーリング・コメディ」のスタイルを取り入れつつ、スタジオではなくロンドン・ロケに挑んだ作品。フランスに居場所をなくし、ロンドンの水道局で働くアンリは、ある日突然解雇を言い渡され、絶望して自殺を図るが失敗してしまう。新聞記事で「契約殺人」(コントラクト・キラー)の存在を知った彼は、自らの殺しを依頼。だがその直後、花売り娘マーガレットと初めての恋に落ち、アンリは殺し屋から逃げ続けるハメになる。アキが生涯のベストに挙げる『肉体の冠』(ジャック・ベッケル監督)のセルジュ・レジアニも出演するなど、過去の映画への敬意と愛情が満ち溢れている。ヴェネチア国際映画祭出品。

主人公は無口で友達もいない孤独で真面目な男。フランス人という理由からリストラされてしまう。パブで酒と煙草を覚え、酔った勢いで花売り娘に話し掛け、恋に落ち、殺しの契約を解除しようとしたが、「契約殺人」の人々との密会場であったパブに行くとそこは取り壊されていて契約解除できない、ってとこがおもしろい。俺が好きな感じのギャグ満載、結構わかりやすくて楽しめる映画だと思う。ジョー・ストラマー出演。★★★☆


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アキ・カウリスマキ監督作品「愛しのタチアナ」
1994年の作品。

『マッチ工場の少女』以来久々にフィンランドで撮られ、常連キャストが顔を揃えた愛すべき小品。母親に煙草を吸っては叱られ、コーヒーが切れていても「明日」とすげなくされる仕立屋のヴァルト。カッとなってクローゼットに母親を閉じ込め金を持ち出した彼は、修理した車の試運転に修理工のレイノを乗せ、道すがらバーへ向かう。店の前で立ち往生していたバスの乗客、ロシア女性クラウディア、エストニア女性タチアナに「港まで送ってほしい」と声を掛けられた彼らは、この願いを引き受けた。数日にわたる車での旅は、無口な男たちと、彼らを呆れながらも微笑ましく見つめる女たちの距離を、ゆっくり近づけていく。カンヌ国際映画祭監督週間・京都国際映画祭出品。

これは素晴らしい映画。ヴァルトはコーヒー中毒でコーヒーを切らした母にキレてクローゼットに閉じ込めて旅に出るってのが笑える。最後帰宅してクローゼットを開けて母を解放してたし。レイノとのコンビは本当に無口で、とりあえず煙草を吸いまくってヴァルトはコーヒー、レイノはウォッカを飲みまくっている。車内にもコーヒーメーカーがあるし。レイノはウォッカを一気飲みだし。女性二人が旅に同行することになっても全然しゃべらない。こいつらは俺より愛想が悪くて俺より無口だ。唯一饒舌になったのは、工具の店のショーウィンドウに夢中になっているとき。しかし中途半端な自分と違って、ここまで突き詰められると逆にかわいらしい。そんな2人に対して女性2人もなんとなく好意を持ちはじめ、別れがたくなっているんだよなあ。分かるなあ。夜タチアナの肩にレイノが手を回すところが唯一のラブシーン。素敵だ。★★★★☆


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アキ・カウリスマキ監督作品「カラマリ・ユニオン」
1985年の映画。

「イカ墨同盟」(カラマリ・ユニオン)の15人の仲間たちが町を出て、町の反対側にあるという希望の地、エイラへと向かおうと決起する。15人の名がすべてフランクだったり、深夜に無人の地下鉄を強奪して駅に着いたとたん、1人が車掌に殺されたりと、謎だらけのまま事態は唐突に展開する。遊び心とユーモア、毒気が交じり合い、かなり人を食ったこの第2作では、デビュー作とはまた違ったもう一つのアキの側面「真面目な顔で冗談を言う」資質が存分に発揮されている。なお、後のレニングラード・カウボーイズのメンバー、サッケ、マト、サカリもフランクとして登場し、劇中ではその演奏も披露している。

ノリ的にはレニングラード・カウボーイズのシリーズとそっくりな映画。全員サングラスでフランクっていう名前で。駅まで皆で来て別れてそれぞれの方法でエイラに向かうのだが、街のそこらでフランク同士が遭遇してハプニングが起こって、エイラへの旅は一行に進んでいるとは思えない。とにかくユーモア満載でやりたい放題で、笑える映画なんだけど、4本目でうとうとしてしまった。休憩中にフレッシュネスでビール飲んでから観ればよかった。それにしてもこの映画に出てるフィンランドの俳優たちがかっこいい。★★★☆
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by mooonriders | 2007-06-24 23:08 | movie
パラダイスの夕暮れ
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アキ・カウリスマキ監督作品「パラダイスの夕暮れ」
1986年の作品。

カウリスマキ週間が始まり、まずはパラダイスの夕暮れをみてきましたよ。
お馴染みのマッティ・ペロンパーとカティ・オウティネンのダブル主演。カティ・オウティネンは最新作にも出ているわけだけれども、20年前と今と見た目がほとんどかわっていない。というか今の方が若い気さえする。

この映画は労働者三部作の一作目とされていて、主人公はゴミ収集業をしているニカンデル、いっしょに独立を考えていたパートナーの先輩は突然死してしまい、腹いせに泥酔したらいつのまにか留置所へ、同部屋で知り合った失業者を新たなパートナーにして働いている。ある日出会ったスーパーのレジをするイロナに恋をするが思ったように事は運ばない。イロナはクビになり金を盗み、ニカンデルといっしょに逃亡しようとするが2人の関係はなかなか上手くいかず・・・といった話。

この話はそんなに暗くなかった!まずニカンデルはずっと職を失うことが無い。主役が失業したり仕事が上手くいかないのが定番のカウリスマキの作品で、彼はずっとちゃんとゴミ収集をしていて、それだけでなんだか明るい部類に入ってしまう。2人の恋の進行は色々唐突であったり非常にユーモラスだ。そして素晴らしいのが留置所で出会った友人で、最初はやんちゃなやつなんだろうな、こいつによって真面目なニカンデルは色々振り回されるんだろうなあ、なんて思ったけれど、相当いいやつで、彼の存在がこの映画を暖かいものにしているなあと思った。いつものカウリスマキの作品通り寂しげな感じのショットばかりなのだけれど、監督のユーモアのセンスは最高で、この映画の場合ニカンデルが良く足を運んでいるもくもくとビンゴをする場所(そこにデートにさそって愛想をつかされる)や彼が通っている英会話の学校?みたいな場所がシュールすぎて笑える。おもしろかった、しかしいつものことだけど、登場人物がみんな煙草を吸い過ぎだ。★★★★


映画の前は渋谷でnagura氏とアジア風のオープンカフェみたいな場所でフジロック会議。駐車券についてや日程や交通手段やテントについてチェックした。今日はとても暑い日だったので、おいしいビールを飲みながら。チンタオ、バーバーバー、プーケットを飲む。なんだか中国旅行を思い出すなあ、アモイ辺りはまた行きたい。ユーロスペースの上のシネマヴェーラではトリュフォー特集も始まっていて、こちらは二本立て。一度は行ってみたいなあ。ちなみにユーロスペースではケン・ローチ特集もある模様。これから一週間で予定ではカウリスマキを9本くらい観るつもりなんだけれど、相当な予算がいる。DVDボックス買った方がいいのでは?なんてことも考えたが、こうして劇場で観る体験はやはりすばらしいよね。

夜は2週間ぶりに居酒屋でバイト。もうメインは六本木のバイトになっているので月に3回くらいしかやっていない。バイトをやる回数より、バイトの人に誘われて、週末の深夜に飲んでいる回数の方が多いのではないだろうか、わらわら→カラオケコースで。今夜ももちろん飲んだ。珍しく店で、店の酒を飲む。霧島、富乃宝山、角玉、一粒の麦。4時帰宅。明日は渋谷に行って映画三昧の予定だけれど、こなせるか不安になってきた。4本観る予定だけれど、2本は観たい。
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by mooonriders | 2007-06-24 04:16 | movie
街のあかり
昨日は昼から出かけた。市ヶ谷にいって友人に寝袋を渡した後は街に出たということで半無意識的に御茶ノ水へ来てしまった。いつものようにnagura氏を呼び出しユニオン、ジャニスを物色しCDを二枚購入。CalifoneとKim Hiorthorを購入。nagura氏はCat Powerを買っていた。その後は喫茶店に流れる。

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前回のさぼうるに続き今日はミロンガへ。
ここはタンゴが流れている。
世界のビールという看板の通りビールが豊富で昔愛用していたニュートンという青リンゴビールも置いてあった。ニュートンはビール+りんごジュースといった味でとてもおいしいのだな。でも今回は明治維新というビールを飲む。これはオランダのビールで、明治維新の時期の有名な人々のラベルが瓶に貼ってある。俺はなんとなく板垣退助ラベルを飲んだがとても飲みやすくおいしかった。


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これが板垣退助のビールだ。
アルミ?のグラスに注いで飲む。
今日も昼ビール。
この喫茶店の内装もかなり素敵だった。家具の色が濃い茶色でとても好みだし椅子もテーブルもやや小ぶりでおさまりがいい。こんな部屋に住んでみたいなと思う。


nagura氏はキース・ジャレットのコンサートに行くということで別れる。キース・ジャレット!!!彼のコンサートは雰囲気がぴりぴりしていてお客がとても緊張しているらしい。というのもがキース・ジャレットが即興などでピアノを弾いているときに客が咳き込んだりして音を立てることをひどく嫌うからだそうだ。万が一音を立てると演奏を中断してしまうことさえあるらしい。きっとその緊張感は嫌な感じではなく癖になるようなものなのだと思う。

自分は時間が中途半端にあいたのでエチオピアという店でビーフカレーを食べる。辛さが0倍から70倍まであるのだが、70倍ってどんなだ!ちなみに0倍が中辛で3倍が辛口程度らしい。「47倍で」とか中途半端な注文がきたらどうするのだろうか。味は自分にとってやや酸味が効き過ぎていた感じがあったが具は柔らかくておいしかった。

徒歩で秋葉原を経由して東京駅方面へ。今日の外出の目的を果たすべく東京国立近代美術館フィルムセンターへ向かう。ここでEU Film Daysという企画でアキ・カウリスマキ監督の新作「街のあかり」が上映されるのだ。1時間前に訪れたが結構な行列で、カウリスマキ監督の人気の高さを実感した。

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警備員のコイスティネンは孤独な男である。同僚にも友人はいない。酒の席にも呼ばれない。上司には仕事のできない男と思われている。仕事後は一人でウォッカをあおり、ソーセージを買って帰るのが日課であった。
ある日食事をしていると女が相席してきた。2人はデートを重ねる間柄になるのだが、その女は悪い強盗の差し金で、宝石店を警備するコイスティネンに近付いて店の暗証番号を調べ鍵を盗み出すのが目的なのだった。コイスティネンは見事に騙され強盗は成功し、さらにコイスティネンは強盗を手助けした罪まで着せられてしまう。コイスティネンは女に好意を抱いていたので警察に話すことができなかった。
刑期を終えたコイスティネンは希望を失ってはいなかった。皿洗いの仕事を初めいつか独立して事業を起こそうと考えていた。しかし偶然店に来た強盗一味によって強盗の前科があるということが支配人に忠告されクビになってしまう。コイスティネンはナイフを持って強盗に向かっていくのだが取り押さえられ殴られて捨てられる。絶体絶命のコイスティネンの元に来てくれたのはソーセージ屋の女。彼女だけはずっとコイスティネンを思い続けてくれていた。そして孤独な男も彼女の思いを受け入れ始めていた。

あーいい映画だった。久々に高揚感があった、感動したのかな。とても救いがない展開の末に訪れた救い。最後の握手は全てを拭ってくれた感じがした。コイスティネンの孤独さは彼が孤独を愛しているからというのも原因の1つだと思う。最初からソーセージ屋の女の親切は拒絶していたから。でも最後に気付いた。よかった。それにしても悪循環の連続がすごかった。ストーリーはこれでもかこれでもかと下り坂の連続だ。そしてそれを助長するヘルシンキの夜の厳しさ、寒さ、独りぼっちの寂しさをとらえた影の映像はとても美しい。最後の数秒だけ上り坂になる。これからのコイスティネンの人生に運が向いてくる保証はどこにもないけれどあてのない希望を強引なまでに持ち続けるコイスティネンの生き方がとても印象的だ。
★★★★☆

この作品は「浮き雲」「過去の無い男」に続く三部作の三作目。
夏にユーロスペースで公開されるので是非!


帰りに久々に店で飲む。生中、月の中、薩摩の薫、佐藤黒。
そのまま0時前に就寝。来週からの新生活を前に朝方に戻さなければならない。
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by mooonriders | 2007-05-11 10:05 | movie
ゴールデンウィーク
もうすぐゴールデンウィークです。みなさん何か計画ありますか?
僕はゴールデンウィークといっても立場が立場なだけに普段と何も変わりありません。
が、世間が休みなのでそれに釣られて若干浮かれていることは事実です。

今週は風邪をひきしばらく喉の痛みや極度の眠気や鼻水と格闘していたのですが、
どうやら週末には体調も間に合いそうです。
予定も立てています。なんと5日にはシティボーイズのライブにも行けることになりました!
ただどれも孤独に一人遊びなのが・・・。


さて、僕のゴールデンウィークの一番の楽しみはライブ!
日曜の曽我部さん(曽我部さんだけは友達と行く。)に続き来日アーティストを観にいく予定です。
c0061299_0242531.jpgまずはオーストラリアからart of fighting。
MySpaceの今後のライブ予定にも書いてあるけれど
2日と3日に渋谷と下北沢でやるんですねー!
これはかなり期待大。
MySpace
Official

c0061299_0255625.jpg続いてカナダからTHINK ABOUT LIFE。
escalator recordsで大宣伝していました。
3日に原宿、4日に梅田、5日に岡山でやるそうです。
3日はライブに続いて深夜三宿でイベントもあるそうなんで行くかも。
どちらにせよクラブに行きたい頃合いなのでゴールデンウィークの間に一度はどこか行きたいです。
MySpace

c0061299_0271036.jpgちなみに5月のライブといえば10日と11日にMedeski Martin & Woodが来ます。これは7500円するのでいよいよ貯金がなくなり来月から自活のためにバイトを増やさなければならない僕は迷っています。しかし絶対いいライブになるはず!それは保証できます。
MySpace
Official

c0061299_0285855.jpgそして26日はTHE GREENROOM FESTIVALというのが横浜であります。これには大好きなThe Beatiful Girlsが出るので是非行きたいところです。あとはBlue King BrownやNatural Calamityもよさそうです。
THE GREENROOM FESTIVAL
MySpace(The Beatiful Girls)
MySpace(Blue King Brown)
MySpace(Natural Calamity)


最後に映画の話題、10日〜27日に行われるEU Film Daysというイベントで
アキ・カウリスマキ監督の最新作、「街のあかり」が公開されます。
これは必見です。
EU Film Days
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何かおもしろそうなのありました?
あったら遊んでください。sonic youth以来お酒も飲んでないので。
では明日から?素敵なゴールデンウィークをお過ごしください。
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by mooonriders | 2007-04-27 00:40 | music
レニングラード・カウボーイズ・モーゼに会う
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アキ・カウリスマキ監督作品。

シベリアからアメリカを経てメキシコでヒットを達成したレニングラード・カウボーイズだったが、あれから5年、テキーラの魔の手がバンドに忍び寄り、何人かは死に、何人かは犯罪者となり、5人くらいになっていた。髪形と靴は相変わらずとんがっているがファッションはメキシコ風味になっている。そんな彼等の元にかつてのいじわるなマネージャーウラジミールの生まれ変わりであるモーゼが現れ、モーゼは手土産に自由の女神の鼻を盗み、彼等を故郷のシベリアに導く。後は前作と同じで各地でライブで稼ぎながらの貧乏放浪、モーゼの意地悪に耐えながらがんばる。途中以前の仲間?に再会し大人数でシベリアに帰ることができた。帰れてよかった。
やっぱり面白いのでおすすめ!彼等の英語が巻き舌で超なまってるとこが良い。

関係ないが坊主にしてから、バイトの皆に老けたと言われる。
前髪があるとあまりにも童顔で高校生と言われていたのだが。
囚人っぽいとも言われる。それは自分でもそう思う。
でも囚人って結構かっこいいから気に入っている。
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★★★★★★★★☆☆
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by mooonriders | 2007-03-29 16:44 | movie
レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ
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アキ・カウリスマキ監督作品。

そろそろ久々にカウリスマキ監督の映画が観たくなって、でも近くのTSUTAYAには置いていない。
そこでどうしようかなあと思っていたのだが、大学にはAV棟というビデオやDVDを観ることができる場所があり、そこにトータル・カウリスマキシリーズがあったはずという記憶の情報をキャッチ。1年生の頃はよく通っていたのだが、最近ご無沙汰だった。ちなみに冊子の監督別indexを見たところ、フランソワ・トリュフォーも充実しているので31日まで毎日通って見ておかなくては。

しかし今は大学が春休みなため、開いている時間が12:00~1630だ。最近夜更かしで朝8時頃寝て16時頃起きているのでしばらく行けなかった。ところが僕は今年で卒業であるため学生証の有効期限が迫りAV棟を利用できるチャンスもあと少しなのでは、と思い(卒業生も利用できるのかは未確認である)今朝は無理やり午前中に起きて眠い目をこすりながら大学へ。トータル・カウリスマキのDVDシリーズは一枚に2作品入っているのだが、2本みるとAV棟の営業時間を越えてしまうことや、17時からのアルバイトに遅れてしまうことや、眠ってしまうのではということが考えられたので、1本だけ観賞することにした。

レニングラード・カウボーイズというパンチの効いた外見をした男たちのバンドがいて、故郷でやっているのだが、下手くそだと言われ、「アメリカなら・・・」ということでアメリカに行く。そこでは「メキシコなら・・・」と言われる。キャデラックを買いメキシコまでドライブ。行くとこ行くとこ下手くそだの言われたらいまわしにされる。
のだが、はっきり言って演奏は上手だしかっこいいし好みの音を奏でてくれる。
ジム・ジャームッシュが出ていて、キャデラックを販売している。
ドライブシーンが特にいい。そういえばヴァージン・スーサイズでも思ったのだが、僕は車に関して全く無知なのだがキャデラックって何人乗れるんだ?ヴァージン・スーサイズでは8人乗っていたし今回もすごい人数乗っていた。
とってもおもしろいのでおすすめ。
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★★★★★★★★★☆
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by mooonriders | 2007-03-28 16:12 | movie


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