家に居過ぎるのはまずいので今日は出かけた!
2駅横、橋本! いつもの図書館、無印、本屋コース。 図書館でビデオ借りて、無印で歯ブラシとパンツかって、本屋で坂本慎太郎の本を買おうとしたら在庫無し。 そしてゲド戦記をみてきました。中央の良席に腰掛けて、期待を込めて鑑賞しました。いっぱい書くので未見の方は注意。 最近のジブリ作品のオリジナリティの喪失理由に、舞台、時代設定の曖昧さがあります。 例えばトトロやナウシカやもののけ姫は今思うとその場所や時代の設定だけで独自性があります。ジブリの中で日本の田舎を舞台にしたものといえばトトロで、ナウシカといえば第三次世界大戦後の世界を扱ったものだ!といった具合に。 ハウルに続きゲド戦記もこれといったつかみ所の無い作品になってしまうのかなあ と思った。 それでも序盤はわりといい感じでした。 世界の均衡が崩れようとしていて、その原因を探りながら旅するハイタカ(まるでユパのよう)、そしてアレンとの出会い。 街に出た時はやはり街の作り方と空から捉えるとこが最高だなと思った。 昔の大きな水道橋の名残みたいなものが街に残っていてかっこいい。 こういうのはラピュタとかでも出てくるね。 階段状の街と露店。今回の街のモデルってあるのだろうか。 そしてテルーとの出会い。弱そうな主人公アレンが実は強いことにびっくり、そしてクロトワ系キャラもいるし、サンみたいにヒロインの気が強そうなとこも好感だ。 クロトワ系のそいつがウサギって名前なのには腹立ったが。 こいつが原作からとった名前かは知らないが、もっと格好よくしたらよかったのに。まあ名前をつけるのは難しい。ジブリでは、外国人っぽい顔にも当てはまり日本語をしゃべるっていうところにも当てはまる名前が必要とされる。例えばマイケルとかマサオとかじゃきっと駄目だ。 中盤テナーの家へ。この辺りはすごくいい感じだった。 そしてテルーの唄。ここがやはりハイライト。 advantage Lucyのライブでアイコさんがテルーの唄をカバーしたときはこれ何の曲?という感じだったけれど、先日ミュージックステーションもチェックしたし。(そのとき竹中直人のブギーバックのラップも聞けた!) 心を何に例えよう、いいよね。 テナーというキャラクターはばっちりだった。声が風吹ジュンだし! ちなみに言うとハイタカはまずまず。声は菅原文太!後半いっきに弱くなったけれど。 テルーは声がいまいち。主題歌抜擢は良かった手嶌葵だったけど声優は駄目だった。いい場面でもいまいち盛り上がらない。アレンはすべてが中の下って感じ。 そして最悪なキャラ登場、クモとかいう名前の魔女だ。 こいつのおかげで盛り下がったといっても過言ではない。 設定が魔女で、永遠の命を手に入れたいらしいバカ女。アホすぎる。 今までのジブリの戦闘ものの作品の敵キャラをみていくとこいつのアホさ加減がわかる。 まずクシャナ。彼女は腐海と共存するか破壊するかの二択を迫られて後者をとった女。美人、腐海によって手足に障害をおっている、強気で凶暴だがナウシカの帰りを待っていたりする面もある。最後は共に暮らしていく道を選ぶ。 次ムスカ。金と権力を夢見る人間くさいやつ。有名な「目が〜〜!」っていうラストも含めて愛嬌がある。 次もののけ姫のエボシ御前。ここではアシタカとサンがむしろ異常であって、エボシをはじめ人間達は今の世界の我々みたいなもの。これはそもそも敵とかそういう話ではない。(だから好き) 千と千尋とハウルは忘れた。 で今回は魔女。もはや人間ではない。さらに最初は気持ちが悪い若い女だったのに実は魔法で若くみせていたことが判明する。 こいつに共感する部分が全くないのだった。いい話は敵にも共感できるよね。 後半は最近のお決まりパターン。 急にアレンとテルーが仲睦まじくなって、おまけにセリフで命が!とか生きるとは!とか言い過ぎて不快だ。いい映画は言葉で語りすぎないのに、その分をいろんな表現で補うとこがいいのに。これは語り過ぎる。 最後に注目すべきは竜の存在である。 冒頭で、人限界には決して姿を見せないはずの竜がニ匹現れ、しかも共食いをしているシーンがある。 これは何を意味するのか。 そしてラストに竜はもう一度現れ、アレンを助ける。 何を意味するのか? 見終わった直後はまじ意味わからんって感じだったが冷静に考えると何かつかめそうなきもする。 冒頭の竜は均衡が崩れている世界を象徴しているとして、ラストは何なのだろう。 そして均衡が崩れている原因って結局なんだったのだろう。 少なくともこのアホな魔女の仕業だったら悲しいので、人間1人1人の意識とかそういうことなのだろう。 総括としてはこの映画は原作もので、原作の設定がそのまま出て来て意味がわからないこともあります。よってゲド戦記のHPで少し勉強するのをお薦めします。以上★★☆☆☆。 その後は1時間ブックオフ物色しました。 ブックオフは全体的にCDの値は高くて、しかも品揃えもよくないのだけど、250〜750円みたいなコーナーには時として掘り出し物があります。それが魅力。 購入 Divine Madness Madness Lost Souls Doves Last Broadcast Doves Peasants, Pigs & Astronauts Kula Shaker 1-2-3-4 The Jeevas
by mooonriders
| 2006-08-09 00:10
| movie
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