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Sexx Laws
「飽きた」

12時間ドラクエに夢中の男が突然コントローラーを放り出して言う。

「飽きた」

と。

飽きっぽい人は夢中だった人、定住という堕落を嫌う人。だから好き。
宮沢はこれを病的と言って恐怖していた。
パイロットがおもむろに「飽きた」と言って操縦を止めてしまったら・・・


昨晩は池澤夏樹を、宮沢章夫を、浦安鉄筋家族を1日中読んでいたら朝になった。
文庫本には発行に寄せて末に解説というものが加えられることが多い。
宮沢章夫の「よくわからないねじ」の解説にこのような一説があった。
宮沢章夫とさきの男に共感したので書いておこう。



よく小説などを評して、「女が書けていない」と人は言うが、なぜ女なのか、と宮沢は問う。そこまでは、いい。こうした批評は、小説が描く対象を「女」というふうに限定しており、それは既に男の視点に立っていることを意味する。わたしたちは知らず知らずのうちに、このような男性中心的な視点に立ってものを見ており、このような批評もその例に漏れない、というふうに進めば、新聞を読むような人なら、なるほど、と感心してくれる。けれど宮沢は、そうは書かない。男はどうなんだ、書けてなくてもいいのか、と進んで、ついに「オオアリクイが書けていない」というのはどうか、などと書いてしまう。さきの男は*、この、オオアリクイがいいんだよ、と力説するだろう。けれど女は、なんでオオアリクイなのよ、この人も、あなたも、変、と言って、やはり別離が訪れるだろう。もしこの女が、でもなんで「オオアリクイ」ってカタカナで書くのかしら、「大蟻食」でもいいのにね、と言ったとしたら、そのような女を妻や恋人にしている男は、幸せ者である。末永く一緒に暮らしていけるだろう。

*さきの男・・・先に宮沢のエッセイを女に薦める男の話がある。その男。



3時間眠って10:30からバイトだったので行った。
違った、今日は19:00からだった。
10:30は明日だ。


家で静岡商業の試合を耳にしながら眠った。
高校野球のファンファーレも定型化している。
Beck のSexx Lawsなんかをアレンジして使ったら観客もダンシングで盛り上がりそうなのに。
イントロをトランペットでこうしてああして・・・
やっぱり高校野球のファンファーレはSexx Lawsで決まりだね、俺が選手だったらこの曲で応援してくれ!ってリクエストする。それで皆も歌って踊ってね!と。あとは「かっとばせ」のところをどこに持ってこようかな、イントロだけでもいいね。
と思いながら寝た。

Sexx Lawsで決まり!

Midnite Vultures
Beck



今夜初めて本物のアル中のおやじを見た。
そいつはアル中で入院していて、退院してからはずっと酒を控えていた。
しかし今夜女に振られたらしく酒を解禁した。
のみっぷりが本物だ。焼酎をすべてイッキ飲みだ。
さすが本物、口が悪すぎで顔も恐い。
そして一時間後救急車で運ばれた。
口だけの偽者アル中の人はとっても大好きだけど本物は恐い。
by mooonriders | 2006-08-14 18:42 | 思考
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