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宮沢章夫を読んで、その2
宮沢章夫を読んで、例えば子供の頃のことを考える。


子供の頃は当たり前だったのに、今思うと不可解なことは多い。
例えばこれはどうだ。
「所有物に名前を書く」
小学生の頃は、自分の鉛筆、消しゴム、体操服、上靴、下着にまで名前が書いてあった。

風呂の洗面器に「西村」と名が書いてある。
この洗面器はおそらく古いもので、名前が書かれているのも小中学校の時の名残である。
しかし果たして洗面器に名前を書く必要があったのだろうか。
皆で洗面器を持ち寄る行事などあったのだろうか。
きっとあったのだろう。名前は確かに書いてある。
by mooonriders | 2006-08-22 12:06 | 思考
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