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匙かげん2
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行ってきました匙かげん2!!!by 竹中直人。@本多劇場。


舞台は船。船は島から島へと渡り、運命を感じたら客は降りていく。自分の場所を決めることができない4人の男。難破した別の船に乗っていた美女4人を船に招き入れる。で、色々あって・・・・タケナカナオヒトは天使と共に階段を昇っていく。


直人のブルース・リーの物真似を見れた!直人のワンダーフォーゲル部時代の「山に登って告白する逸話」をまたやった。直人の「秀吉」をネタにしていた。(大河ドラマ「秀吉」の再放送ないかなあ)。直人の「好きな人を尾行して歌を唄い、気付かれそうになったら隠れる逸話」もやった。自己紹介やあいさつ等で片手を振り下ろす例の仕草は連発していた。田口浩正はかな~り上手、時々狂気がかっている。山本浩司が見られなかったのは残念だったが、代役の三上市朗さん、すごくよかったです!場内アナウンスは直人の美声だった。井川遥はすごく綺麗だった。井川遥はお茶目だった。井川遥の早口言葉ばりの台詞はお見事。金子さやかは妖艶。高橋ひとみは貫禄!坂本美雨は音楽と語りでの貢献が大きい。女優陣の衣装が美しかった。一方男たちのはかわいい。美術がエドツワキだったらしい、今おもうとモロ納得。題字、イラストが安斎肇だと言われてもよくわからない。オープニング、エンディングでフィッシュマンズを流していた。大音量で聞けた。(バックビートにのっかって、頼りない天使、In The Flight)。久しぶりにフィッシュマンズを聞きたくなって今かけている。最後の月と蝋燭はとても美しかった。

前回よりかはストーリーはまとまっていて分かり易かった。(前回は話がほぼ無かった、作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ[ナイロン100℃]、松尾スズキ[大人計画]、宮沢章夫[遊園地再生事業団]。今回は作:倉本美津留)。前半ははじけて、後半はしんみりと自己回帰。欲を言うと、竹中さんははじけっぱなしのはちゃめちゃコメディを舞台でやった方がウケるはずだからやってほしい。前作のような。普段そんな役ばかりやらされるから自分で監督なり演出なりするときは彼本来の性格でもあるシリアスものをやりたい気持ちは相当分かるのだが。


開場前に、本多劇場の前にある台湾料理店へ。気になっていたんだよね。一杯のつもりが三杯。おかげで上演中トイレを我慢する羽目になったがいいタイミングで休憩になって助かった。チケットはのんびり目で購入したのに3列目の中央近くだったので驚いた。そこまでのめり込んだり夢中になったりしたわけではないが終演後は結構高揚していた。最後俳優を舞台に呼び寄せる竹中さんを見ていて、長いこと稽古して毎日舞台に上がるこの共同体に共感してしまい、すごく応援したい気持ちになった。竹中さんが作った絵本を買って帰った。

おぢさんの小さな旅?
竹中 直人 / / 講談社



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ソカベさんのcity country cityも発見。

今日彼のLove Cityというニューアルバムが店頭に並んでいた。
東京コンサートのアナログ盤が今さら欲しい。

by mooonriders | 2006-12-22 00:10 | diary
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